ノウハウ
【航空法改正に注目!】ドローンレースを始める際に必要なこと
全世界でドローンの市場規模が高まる中、法律も制定されルールも厳しくなっています。
近年盛り上がっているドローンレースは賞金総額1,000,000ドル(約1億2千万円強)の大会が開催されるなど国際的な競技として規模も大きくなっています。
そこで今回は、2022年6月の航空法改正の事や法律のことを少し頭に入れながらドローンレース(FPVドローン)を始める際に必要な以下のことについて紹介していきます。
・必要な機材
・無線関係
・法律関係
・必要な知識・技能
近年盛り上がっているドローンレースは賞金総額1,000,000ドル(約1億2千万円強)の大会が開催されるなど国際的な競技として規模も大きくなっています。
そこで今回は、2022年6月の航空法改正の事や法律のことを少し頭に入れながらドローンレース(FPVドローン)を始める際に必要な以下のことについて紹介していきます。
・必要な機材
・無線関係
・法律関係
・必要な知識・技能
必要な機材について
ドローンレースを行う上で大事なのは以下5点です。
①ドローン本体
②送信機(プロポ)
③FPVモニター(ゴーグル)
④バッテリー
⑤パソコン
まず前提として①ドローン本体②送信機③FPVモニター④バッテリーはセットで売っている物もありますが、ほとんどの場合単体のみでの販売となっておりますので注意しましょう。
そしてなぜパソコンが必要か不思議に思った方もいるかもしれませんが、セット販売でセットアップ済みの物でない限り、ドローン本体の設定や送信機との接続(バインド)をパソコンでやる必要があるからです。
①ドローンは単体で売られているのがほとんどのため、種類も豊富です。バッテリー含めて50g未満の機体~1kgを超える機体もあります。値段については、DJIのドローンと比べたら比較的安い方で、1万円~3万円の機体が主流となっています。
飛行時間は2~8分程度とバッテリーの容量や総重量によって様々です。
また国内では販売している店舗も少なく大手家電量販店などでは扱っていません。ネット通販での購入がメインになります。
②送信機も様々あり、それぞれに通信方法があります。ドローンの通信方式に合わせて送信機を買うか送信機に対応した受信機をドローンにつけるようにしましょう。
①ドローン本体
②送信機(プロポ)
③FPVモニター(ゴーグル)
④バッテリー
⑤パソコン
まず前提として①ドローン本体②送信機③FPVモニター④バッテリーはセットで売っている物もありますが、ほとんどの場合単体のみでの販売となっておりますので注意しましょう。
そしてなぜパソコンが必要か不思議に思った方もいるかもしれませんが、セット販売でセットアップ済みの物でない限り、ドローン本体の設定や送信機との接続(バインド)をパソコンでやる必要があるからです。
①ドローンは単体で売られているのがほとんどのため、種類も豊富です。バッテリー含めて50g未満の機体~1kgを超える機体もあります。値段については、DJIのドローンと比べたら比較的安い方で、1万円~3万円の機体が主流となっています。
飛行時間は2~8分程度とバッテリーの容量や総重量によって様々です。
また国内では販売している店舗も少なく大手家電量販店などでは扱っていません。ネット通販での購入がメインになります。
②送信機も様々あり、それぞれに通信方法があります。ドローンの通信方式に合わせて送信機を買うか送信機に対応した受信機をドローンにつけるようにしましょう。
また通信機に関しては一つ注意点があります。それは技適の有無です。
Futabaなど日本のメーカーの場合技適を取得してますので合法的に使用できますが技適が無い場合は電波法に引っかかってしまうため法律違反となってしまいます。海外メーカーでも技適を取得している物もあるのでしっかりと調べてから購入しましょう。
③FPVモニター(ゴーグル)に関してはドローンの映像を受信できれば何を使っても問題ありません。送信機のように電波を発するわけではないので技適が無くて大丈夫です。値段に関しては1万円~7万円程度が主流となっています。
④バッテリーについては取り扱いは要注意です!
なぜならDJI製品のバッテリーのようにハイテクで頑丈ではないからです。レースドローンに使われているリポバッテリーは計量化のためにバッテリー保護機能がついていません。なので過充電・衝撃などによる発火や、残量が0になってしまうとそのバッテリーは使えなくなってしまいます。
Futabaなど日本のメーカーの場合技適を取得してますので合法的に使用できますが技適が無い場合は電波法に引っかかってしまうため法律違反となってしまいます。海外メーカーでも技適を取得している物もあるのでしっかりと調べてから購入しましょう。
③FPVモニター(ゴーグル)に関してはドローンの映像を受信できれば何を使っても問題ありません。送信機のように電波を発するわけではないので技適が無くて大丈夫です。値段に関しては1万円~7万円程度が主流となっています。
④バッテリーについては取り扱いは要注意です!
なぜならDJI製品のバッテリーのようにハイテクで頑丈ではないからです。レースドローンに使われているリポバッテリーは計量化のためにバッテリー保護機能がついていません。なので過充電・衝撃などによる発火や、残量が0になってしまうとそのバッテリーは使えなくなってしまいます。
⑤パソコンではベータフライトというソフトを使ってドローンの設定を行うので必須になります。
また、ドローンのデータが消えた際やモーターの回転を制御したい時にも使います。ソフト自体は軽いためパソコンのスペックなどにはこだわらなくても大丈夫です。
また、ドローンのデータが消えた際やモーターの回転を制御したい時にも使います。ソフト自体は軽いためパソコンのスペックなどにはこだわらなくても大丈夫です。
無線関係のことについて
ドローンレース(FPVドローン)を始めにくい一番の理由がこの5.8Ghz帯の電波にあるでしょう。
そもそもなぜこの周波数の電波が利用されているかというと遅延が少ないからです。
ドローンレースではスピードが命であり、ゲートをくぐり抜けるなど繊細な操作が必要になります。その際に映像が遅延していてはすぐ壁にぶつかるなどしてまともに飛ばせません。
なので映像転送に遅延の少ない5.8Ghz帯の電波を使っているのです。
しかし、日本では5.8Ghz帯の電波は無線免許を所持し開局しなければ利用することはできません。
無線免許について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
ドローンを飛ばすのに無線の資格は必要?
その免許はアマチュア無線又は陸上特殊無線技士になります。アマチュア無線なら3日ほどで講義から試験まで行うので比較的簡単に取得できます。
陸上特殊無線技士は業務で5.8Ghz帯を使うのに必要なためアマチュア無線で業務を行うと捕まってしまうので注意しましょう。
またドローンの映像転送装置(VTX)は技適が無いと開局できません。なのでJARDやTSSといった機関に国内での使用に関して、技適の代わりとなる保障を行って貰う必要があるので注意しましょう。
そもそもなぜこの周波数の電波が利用されているかというと遅延が少ないからです。
ドローンレースではスピードが命であり、ゲートをくぐり抜けるなど繊細な操作が必要になります。その際に映像が遅延していてはすぐ壁にぶつかるなどしてまともに飛ばせません。
なので映像転送に遅延の少ない5.8Ghz帯の電波を使っているのです。
しかし、日本では5.8Ghz帯の電波は無線免許を所持し開局しなければ利用することはできません。
無線免許について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧ください。
ドローンを飛ばすのに無線の資格は必要?
その免許はアマチュア無線又は陸上特殊無線技士になります。アマチュア無線なら3日ほどで講義から試験まで行うので比較的簡単に取得できます。
陸上特殊無線技士は業務で5.8Ghz帯を使うのに必要なためアマチュア無線で業務を行うと捕まってしまうので注意しましょう。
またドローンの映像転送装置(VTX)は技適が無いと開局できません。なのでJARDやTSSといった機関に国内での使用に関して、技適の代わりとなる保障を行って貰う必要があるので注意しましょう。
法律関係のことについて
レースドローンにはDJIなどの一般的なドローンに当てはまる航空法などと、先ほど紹介した無線に関する法律が関わってきます。
航空法に関しては2022年6月20日以降は100g以上の機体は全て上記画像にあるような8つの飛行禁止区域と飛行禁止方法を守らなければなりません。
このルールの中でもドローンレース(FPVドローン)を行う際に該当するのが、飛行方法にある目視外飛行でしょう。
FPVゴーグルなどでモニターを注視しなければならないため目視外飛行に該当します。そのため国土交通省に目視外飛行の申請をし許可を得なければなりません。
しかし、ここで問題となるのが、申請には操縦士の基準として“GPS等の機能を利用せず安定した離着陸・飛行ができること“そして”10時間以上の飛行経歴を有すること“等の審査要領が決まっており、それを証明しなければならないことです。
「10時間以上も練習する場所が無い」「そもそもどうやって証明するのか分からない」そういった課題があります。
そこで、10時間の練習ができ、証明書を発行してもらために国土交通省認定のドローンスクールに通う人がいるわけです。
航空法に関しては2022年6月20日以降は100g以上の機体は全て上記画像にあるような8つの飛行禁止区域と飛行禁止方法を守らなければなりません。
このルールの中でもドローンレース(FPVドローン)を行う際に該当するのが、飛行方法にある目視外飛行でしょう。
FPVゴーグルなどでモニターを注視しなければならないため目視外飛行に該当します。そのため国土交通省に目視外飛行の申請をし許可を得なければなりません。
しかし、ここで問題となるのが、申請には操縦士の基準として“GPS等の機能を利用せず安定した離着陸・飛行ができること“そして”10時間以上の飛行経歴を有すること“等の審査要領が決まっており、それを証明しなければならないことです。
「10時間以上も練習する場所が無い」「そもそもどうやって証明するのか分からない」そういった課題があります。
そこで、10時間の練習ができ、証明書を発行してもらために国土交通省認定のドローンスクールに通う人がいるわけです。
必要な知識・技能について
ドローンレースはとにかくとドローンに関する知識と操縦技能が求められます。知識に関しては電子工学の分野や細かい設定を行うためにベータフライトについての知識などです。
ドローンレースを行うユーザーはまだまだ日本には少ないため情報収集するのにも一苦労です。
しかし、ドローンスクールには同じ志を持った人が少なからず集まっています。そこから仲間を作り、繋がりを広げて情報収集をするのもドローンレースをやっていく上での一つの策であり楽しみ方でもあります。
また操縦技能に関しては、もちろん実機での練習が一番大切ですが、シュミレーションソフトを使った練習も大事です。ドローンは飛ばせせる場所や天候によって左右されるので、いつでも練習できるようにすると良いでしょう。
ドローンレースを行うユーザーはまだまだ日本には少ないため情報収集するのにも一苦労です。
しかし、ドローンスクールには同じ志を持った人が少なからず集まっています。そこから仲間を作り、繋がりを広げて情報収集をするのもドローンレースをやっていく上での一つの策であり楽しみ方でもあります。
また操縦技能に関しては、もちろん実機での練習が一番大切ですが、シュミレーションソフトを使った練習も大事です。ドローンは飛ばせせる場所や天候によって左右されるので、いつでも練習できるようにすると良いでしょう。
まとめ
ドローンレースは電波法や航空法など様々なルールがあるため、始めにくい分野でもあります。しかし一度その楽しさを知ってしまうと抜け出せなくなるほど面白い分野です。
実際にドローンスクールのインストラクターをしている傍らドローンレースを行っている方もいます。筆者もドローンレースの面白さに取りつかれています(笑)
ここまで読んでもしドローンレースを始めてみたいと思った方は、手始めとしてドローンスクールの無料体験会に参加してみるだけでもいいでしょう。
国土交通省認定の当スクールでは【無料】のドローン操縦体験会を平日、土日祝日含め、毎日開催しています!
皆様の初めの一歩お待ちしております!
無料体験会はこちら
実際にドローンスクールのインストラクターをしている傍らドローンレースを行っている方もいます。筆者もドローンレースの面白さに取りつかれています(笑)
ここまで読んでもしドローンレースを始めてみたいと思った方は、手始めとしてドローンスクールの無料体験会に参加してみるだけでもいいでしょう。
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