ノウハウ
東京オリンピック開会式で使われたドローンってどんな機種?
東京オリンピックの開会式でドローンを使って空に模様を描くパフォーマンスが行われ、世界中の人々にインパクトを与えました。
一口にドローンと言っても大きさや操作方法が異なり、活用できる分野も違ってきます。
今回はこのパフォーマンスを行った機体についてご紹介します。
一口にドローンと言っても大きさや操作方法が異なり、活用できる分野も違ってきます。
今回はこのパフォーマンスを行った機体についてご紹介します。
どこがパフォーマンスを行ったの?
今回のパフォーマンスを行ったのは米Intelです。
米Intelは今回の東京五輪に限らず、世界各地でドローンパフォーマンスを行い注目を集めています。
特別なイベントだけでなく、機体数と値段によりパフォーマンスを依頼することもできます。
最低200機で約1000万円から最高500機で約3300万円まで用意されており、それ以上の機体数になると要相談となります。
東京五輪では約1800台使用されましたので少なくとも約3300万円以上かかっていることになります。
費用は非常に高額ですが、値段以上の価値をもつ素晴らしいパフォーマンスですので一度YouTube等でご覧になってみてください。
米Intelは今回の東京五輪に限らず、世界各地でドローンパフォーマンスを行い注目を集めています。
特別なイベントだけでなく、機体数と値段によりパフォーマンスを依頼することもできます。
最低200機で約1000万円から最高500機で約3300万円まで用意されており、それ以上の機体数になると要相談となります。
東京五輪では約1800台使用されましたので少なくとも約3300万円以上かかっていることになります。
費用は非常に高額ですが、値段以上の価値をもつ素晴らしいパフォーマンスですので一度YouTube等でご覧になってみてください。
使用されたドローン
使用された機体はIntel製の「Premium Drone」です。
約11分の飛行が可能で耐風性能も11m/sと飛行性能は十分です。
重さも340グラムと軽いため、移動が多い多彩なパフォーマンスにも答えることが可能です。
また、サイズも直径15cmとかなり小型おため最小飛行スペースも442㎡(テニスコート約2面分)と省スペースで済みます。
さらに、機体に4つのLEDライトが搭載されており、これにより正確な動きによるインパクトだけでなく花火のような綺麗な模様を表現可能となり視覚的にも楽しめるようになっています。
約11分の飛行が可能で耐風性能も11m/sと飛行性能は十分です。
重さも340グラムと軽いため、移動が多い多彩なパフォーマンスにも答えることが可能です。
また、サイズも直径15cmとかなり小型おため最小飛行スペースも442㎡(テニスコート約2面分)と省スペースで済みます。
さらに、機体に4つのLEDライトが搭載されており、これにより正確な動きによるインパクトだけでなく花火のような綺麗な模様を表現可能となり視覚的にも楽しめるようになっています。
ドローンはどうやって操作しているの?
Premium Droneを操作しているのはごく少数のPCです。
専用ソフトウェアでジオフェンス(GPS上の飛行制限)の設定からパフォーマンスの設計、本番飛行まで全てプログラミングで行います。
今回のような複数機同時飛行は息を合わせるのが難しい手動よりも、アプリやプログラムを使った自動飛行が向いています。
ドローンはよく用いられる手動飛行だけでなく、パフォーマンスや荷物配送に役立てるためにプログラミングもかなり発達してきています。
複雑な操作を必要としないため、「こんなふうに動かしたい・表現したい」というイメージをソフトに落とし込むだけであとは自動で飛行してくれます。
近年では学校教育にも取り入れ始めていますので、注目度はかなり上がってきています。
専用ソフトウェアでジオフェンス(GPS上の飛行制限)の設定からパフォーマンスの設計、本番飛行まで全てプログラミングで行います。
今回のような複数機同時飛行は息を合わせるのが難しい手動よりも、アプリやプログラムを使った自動飛行が向いています。
ドローンはよく用いられる手動飛行だけでなく、パフォーマンスや荷物配送に役立てるためにプログラミングもかなり発達してきています。
複雑な操作を必要としないため、「こんなふうに動かしたい・表現したい」というイメージをソフトに落とし込むだけであとは自動で飛行してくれます。
近年では学校教育にも取り入れ始めていますので、注目度はかなり上がってきています。
飛行した機体数
東京五輪開会式では1824機のPremium Droneが使用されました。
この数はIntelが2018年に創業50周年を迎えた際におこなった2018台、同年中に2066機、2200機とこれらの同時飛行に次ぐ超大規模な飛行となりました。
この2200機同時飛行は当時ギネス世界記録にも登録されました。
現在の世界1位は中国共産党100周年記念イベントで飛行した5200機となっています。
同時飛行の分野でみると2016年にはどのメーカーも数百機単位だったものが1〜2年ごとに目まぐるしい進化を遂げ、今では1000台以上がスタンダードになってきました。
これからは5Gの実装が着実に進み、ドローンへの応用も検討されてるためさらに機体数が増えることが期待されます。
この数はIntelが2018年に創業50周年を迎えた際におこなった2018台、同年中に2066機、2200機とこれらの同時飛行に次ぐ超大規模な飛行となりました。
この2200機同時飛行は当時ギネス世界記録にも登録されました。
現在の世界1位は中国共産党100周年記念イベントで飛行した5200機となっています。
同時飛行の分野でみると2016年にはどのメーカーも数百機単位だったものが1〜2年ごとに目まぐるしい進化を遂げ、今では1000台以上がスタンダードになってきました。
これからは5Gの実装が着実に進み、ドローンへの応用も検討されてるためさらに機体数が増えることが期待されます。
他にはどんな場所で使われたのか?
Intelは2019年東京モーターショー、2018年平昌オリンピックなど世界各地でパフォーマンスを行っています。
2019年東京モーターショーでは500機を用いて天体や白鳥等を夜空に描きました。
同イベントではFAI(国際航空連盟)が認可するドローンレースも開催されるなど車だけでなくモータースポーツの最前線としても注目を集めました。
他に2018年2月開催の平昌冬季オリンピックでもパフォーマンスを行い、1218台同時飛行で当時のギネス世界記録に登録されました。
内容は東京と同様五輪マークや各競技マークを表し、地上のLEDチームと同時に動くことで雪上で幻想的な世界を表現しました。
さらに2019年にはアメリカのスーパーボウル(アメフト)のハーフタイムショーにも参加し、GPS無し・操作PCは1台のみという挑戦的な条件で見事成功させました。
以上、今回は東京オリンピックで行われたドローンパフォーマンスについてご紹介しました。
ドローン+プログラミングという最先端技術が組み合わさった素晴らしい催しとなり、さらなる技術進化が垣間見えるイベントとなりました。
手動操作は難しいけどプログラミングならできるかも...と思ったかたはぜひ挑戦してみては?
2019年東京モーターショーでは500機を用いて天体や白鳥等を夜空に描きました。
同イベントではFAI(国際航空連盟)が認可するドローンレースも開催されるなど車だけでなくモータースポーツの最前線としても注目を集めました。
他に2018年2月開催の平昌冬季オリンピックでもパフォーマンスを行い、1218台同時飛行で当時のギネス世界記録に登録されました。
内容は東京と同様五輪マークや各競技マークを表し、地上のLEDチームと同時に動くことで雪上で幻想的な世界を表現しました。
さらに2019年にはアメリカのスーパーボウル(アメフト)のハーフタイムショーにも参加し、GPS無し・操作PCは1台のみという挑戦的な条件で見事成功させました。
以上、今回は東京オリンピックで行われたドローンパフォーマンスについてご紹介しました。
ドローン+プログラミングという最先端技術が組み合わさった素晴らしい催しとなり、さらなる技術進化が垣間見えるイベントとなりました。
手動操作は難しいけどプログラミングならできるかも...と思ったかたはぜひ挑戦してみては?