ノウハウ

ドローンは子供の教育にも有効?

ドローンと聞くと空撮や点検など、お仕事の固いイメージが付きがちですが実はお子さんの教育に一役買うこともできるのです。
今回はそのメリットやどんなことに役立てられるのかご紹介していこうと思います。
これから夏休みシーズンに入りますので、これを機に新しい習い事として検討してみてはかがですか?

空間認識が身に付く!

ドローンの操縦に必要不可欠な要素で、これは大人でも把握が難しいものです。
この感覚に慣れないと事故に繋がる可能性があります。

左右の動きはわかりやすいですが、特に奥行きがわかりにくいためこの感覚をドローン操縦を楽しみながら養うことができます。
空間認識が発達すると地図を見て自分の現在地を把握しやすくなったり、車や自転車の運転中、停止距離の予測や前方車両との距離感を正しく認識することができ事故の可能性を減らせます。

もちろん個人差はありますが、様々な感覚が敏感な子供時代に空間認識を養っておけばこれから先の習い事や仕事に役立つこと間違いなしです。

手先が器用になる!

覚えたてでは難しく感じるかもしれませんが、操作方法は子供が得意なテレビゲームに通じるものがありますので慣れればあっという間に上達します。
ドローンレースの世界大会では10代前半の子供たちが活躍しているほどです。

そしてドローンの操縦には繊細さが求められます。
幼少の早い段階から細かな作業に慣れれば将来期待されるドローンの職業だけでなく、集中力も付きますので日常生活に必要な作業の助けになります。

プログラミング教育の一環になる!

プログラミングと聞くと覚えることが多く難しいイメージが付きがちですが、教育に使う場合は「プログラミング思考」を養うトレーニングとなります。
さらに「プログラミング思考」とは「物事を順序立てて考える」ことで「思考力・判断力・表現力等」を養うのが目的です。

日本では2020年度から小学校で必修化されており、中学校でも2021年から「技術・家庭科」の授業で導入されます。
実際にPCを用いて情報活用を学びます。
 
ドローンに活用する場合は以下の通りです。
機種によってはプログラミングでの自動飛行も可能で、使用言語は「scrach」、「python」、「swift」等数多く、教育からパフォーマンスまで手動操作とは違った使い道が増えてきています。

例えばトイドローンの1種「Tello」では専用のプログラミングアプリ「Tello EDU」で自動飛行の設定が行えます。
元となっているのはscrachで、各ブロックがドローンの動きに合わせたものに変わっています。

シンプルな前後左右移動だけでなく、応用として円や立体的な動きも組み立て可能です。
PC上のイラストを動かすのではなく、実際にドローンが動くので成功したときの実感や修正点がわかりやすく現れます。
このTello1台でドローン、そしてプログラミングの入り口として一役買うことができますので、ぜひ一度触れてみてください。

当社ではTellを使った小学生向けのドローンプログラミング教室【ドロプロ】を開催しています!
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他にもintelは数十台のLEDライト搭載ドローンを一斉にプログラミングし、空中に模様を描くパフォーマンスを行っています。
このチームは世界各地のイベントでショーを行っていてYouTubeで公開されていますのでぜひご覧ください。

将来役立つスキルの一つになる可能性も!

現在ドローン業界は急激な発達を見せており、2022年には自動車のような免許制、2025年ごろには6400億円まで市場が伸びると予想されています。
子供達が成長するころにはドローン前提社会となり、ドローン操縦資格を所有する人は貴重な存在へ変わります。

その用途は建物の点検作業、物流の航路監督、空撮カメラマン、プログラマ等多岐に渡ります。
それぞれ仕事内容は異なりますが、共通してドローンの基本操作や構造を熟知しておく必要がありますので早い段階で資格取得や操作方法を覚えるのもいいですね。
以上、ドローンが子供の教育に役立つポイントをご紹介しました。

今回はプログラミング等、仕事につながる部分を多めにご紹介しましたが、
まずは飛ばすのを楽しむだけでも十分ですので、お子さんと一度飛ばしてみてはいかがでしょうか。

夏休みの自由研究にドローンの仕事やプログラミングに触れてみるのもいいですね。
Telloであればお台場のドローンショップで体験や購入もできますので、ぜひいちどお越しください!

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