ノウハウ
ドローンに操作マニュアルはついているの?
現在ドローンはトイドローンからプロ仕様の物まで幅広く販売されており、通販サイトはもちろん家電量販店でも手軽に手に入ります。
しかし、機種によっては操作マニュアルがついておらず、買ったはいいものの飛ばせるようになるまで時間がかかってしまうこともあります。
今回はそんな時にどうすればいいかお話ししていきます。
マニュアルには何が書いてあるの?
そもそもドローンのマニュアルには何が書いてあるのか重要な部分をご紹介します。
まず「機体性能」です。自分が手にする機体がどんな性能を持っているのか把握が必要ですし、さらに発売したての機体だと国交省への申請の際に自分で性能の詳細を記入し、そのページの
写真を添付する必要がありますのでマニュアルは「必須」です。
続いて「操作方法」です。
モード1・2でそれぞれどう動くのか、どう変更するのかアプリをつなげればいつでも設定可能ですが、マニュアルでは図と一緒にわかりやすく記載されています。
手動操作だけでなく、自動追尾などの追加機能の使い方も載っています。
最後に「緊急時の対応・FAQ」です。
いまのドローンは優秀なので自動停止や自動帰還が搭載されているものが多いです。
ですが、そういった機能が突然使用不可になる可能性もありますので手動での緊急停止や
よくある質問をまとめたページも載っています。
メーカーサイトでダウンロードする
現在ドローンを世界で最も販売しているメーカーは中国のDJIです。
ドローンのライトユーザーからプロ向けまで幅広い選択肢があるということで販売市場の7割以上を占めています。
そんなDJIですが、実は購入した際に簡単なスタートガイドは入っていますが機体性能やアクティブトラックの使い方が載ったマニュアルはついてこないのです。
もしマニュアルが必要になった場合は公式HPの各機体ページからPDFデータでダウンロードするしかありません。
緊急時の対応や整備方法も記載されていますので必ず手元に置いておきましょう。
他にもフランスのメーカー「Parrot」やアメリカの「Autel Robotics」も同じく冊子のマニュアルは付属せず、公式HPや販売メーカーからダウンロードする必要があります。
ドローンの構造は似通っていてもメーカーによってキャリブレーション(内部センサーの修正作業)や緊急時対応が異なりますのでこちらも忘れず手にしましょう。
アプリのチュートリアルに従う
メーカー問わず、アプリや機体の初回起動時に簡単なチュートリアルが表示されます。
ですが、表示されるのは基本的な操作法やステータスがどこに配置されているかまでで設定の奥深くまで教えてくれることは少ないのが正直なところです。
もちろんチュートリアルにしたがって事故が起きることは少ないですが、決して安い買い物ではありませんので独学で行う場合は十分の広さや安全を確保しましょう。
また操作ももちろんですが、メーカーによっては機体保険の案内などが突然でてくることもありますので下調べが必要です。
購入したショップで初期設定できるか聞いてみる
家電量販店でもドローン専門店でも、ショップによっては開封と初期設定をお手伝いしてくれる場合があります。
ショップスタッフは基本的な機体性能を把握していますので自分1人で飛行準備できるようになるまで可能であればサポートを受けましょう。
ちなみにドローンショップお台場では、専門スタッフが常時いますのでドローンに関するご質問は勿論ですが、
初期の設定から操作方法までをアドバイスが可能となっています。
ちなみにドローンショップお台場では、専門スタッフが常時いますのでドローンに関するご質問は勿論ですが、
初期の設定から操作方法までをアドバイスが可能となっています。
スクールで初期設定から初飛行までサポートしてもらう
こちらもスクールによりますが、スクールと併設でショップを運営しているところもあります。
もちろんスクールに所属しているのは普段からドローンを使って仕事をしているプロですので、初期設定から初飛行、設定の深いところまですべてサポートしてくれます。
なにを買おうか悩んでいたり、仕事にはどんな機体がいいのか実際に触って確かめることもできます。
技術的な面でみても、自身の資格取得が終わってからの購入なので混乱や事故を起こすこともありません。
さらに専用のコートもありますので自動追尾やカメラ設定を使ってのびのび飛ばすこともできますね。
以上が操作マニュアルがついていない時の注意点と対処法でした。
ドローンは一般的な家電と違って専門的な知識を要求されますのでできるだけ事故なく飛ばしたいですよね。
2022年度から国家資格化や場所を問わず完全登録制等の話も出てきいますので、なおのこと各々が持つ機体のことをよく理解しておく必要があります。
操縦技術をしっかりつけてから飛ばすためにもぜひスクールで資格取得を検討してみてはいかがでしょうか。