ノウハウ

ドローン撮影に必要な準備<機体編>

DJI Mavic2PRO 基本セット
ここ2~3年で沢山の種類のドローンが誕生しました。トイドローン、マイクロドローン、産業用ドローンを問わず様々なシーンに対応するモデルも出てきており、今後も更に高性能なドローンが開発、販売されていくことが想定されます。
 
これからドローンを購入される方、またドローンを購入し飛行している方も、独学だと気づかない事もあります。今回は現場でドローンを飛行させる際の準備として最低限必要なものをご紹介します。
 
ドローンをご購入頂く際には「ドローン本体」もしくは「ドローン本体+バッテリー2本+付属品がセットになったもの」の2パターンに分けられます。今回はドローン本体のみを購入した場合を想定し、DJIのMavic2 proを例としてあげてみます。
 
~機体本体のみ購入した場合~
・機体本体
・プロポ(コントローラー)
・プロポとデバイスを繋ぐケーブル
・バッテリー1本
・充電器(バッテリー1本とプロポ)
・プロペラ
・シンバルプロテクター
 
上記の他には設定を変更したり、カメラに映った映像を見るためのアプリ(DJI GO 4等)をインストールしたデバイス(スマートフォン・タブレット)をご用意頂ければ飛行自体は可能です。
 
ではここから最低限お仕事をする上であった方が良いものをご紹介します。

ドローン空撮(ビジネス)であると良いもの

DJI Mavic2PRO 付属品

プロペラガード
1.バッテリー×2
 Mavic2 proの最大飛行時間は約31分です。バッテリーは“使い切って充電すると持ちが悪くなる”+事故を防ぐ意味で“バッテリー残量が少ない状態で飛行させない”ようにするのがベストです。そのため飛行出来るのは正味20分前後と考えます。(秋・冬は特に寒さで電圧低下するため更に短くなるので注意。)そうなると、最低でも予備バッテリーは2本あれば飛行→充電→飛行のループで飛行を継続させることが可能です。ですが、バッテリーはある分だけ安心出来ますし、充電せずに済むのであれば嬉しいものなので多めに購入出来ればベストです。

2.プロペラガード
どれだけ注意を払っても人や物に接触してしまう可能性があります。特に都市部や住宅街においてその危険性は高まります。そのような環境下で飛行させる場合には、万が一に備えてプロペラガードを装着して飛行させましょう。また国土交通省への申請の際にも用途によって必要になりますので最初に購入しておいた方が良いといえます
 
3.機体とプロポのケース
本体のみ購入した場合化粧箱はついていますが、ケースはついていません。化粧箱をケースとしてご利用されるかどうかはご自身のご判断になりますが、基本的には適切なケースに入れて頂く事をお勧めします。
 
ちなみにMavic2proの場合は「Fly more kit」というセットがあります。
Mavic2シリーズのバッテリーは1本\16,500、ショルダーバッグは\12,100なので、バッテリー2本とケースを購入するのであればこの3つだけでFlymorekitの金額に相当します。元が取れちゃうのでこちらを購入頂いた方がお得感がありますね。
 
~Fly more kit~
・ショルダーバッグ
・バッテリー2本
・カーチャージャー
・バッテリハブ
・プロペラ予備
・パワーバンクアダプター
 
ちなみにショルダーバッグはソフトケースです。ハードケースが欲しい方はケース単体でプロテクターケースの購入をお勧めします。
 
正規品であれば間違いないですが、サードパーティ品も今は侮れないものも多いです。自己責任にはなりますが、検討頂くのも一つの手かと思います。価格もお求めやすいですし、Mavicシリーズは折り畳みが可能なタイプなので、機体とプロポを分けて入れられるキャリングバッグを活用すれば、そのままお使いのリュックにインして持ち運ぶ方法もあります。
 
 
4.長めのUSBケーブル
映像を見るためにご利用いただくデバイスがタブレットの場合、同梱されているケーブルでは短いためご自身でご用意頂く必要があります。その際は「タブレットに対応している端子―USB」のケーブルで問題ありません。どのように使用するかというとプロポ側に大体USB差し込み口がついているので該当部分に挿すだけです。ただし、通常使用するケーブルを必ず抜いてから行わないと映像が映りませんのでご注意下さい。
 
 
以上、いかがでしたでしょうか。
備えあれば憂いなしなものたちですので、ぜひこれから購入される方、不足しているものがあったらご検討してみてくださいね。

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